首都圏周辺の人気桜スポットとしても知られている埼玉県川越市の新河岸川の桜並木。夜が明けてすぐの時間は日中の混雑が嘘のように静けさに満たされている。そんな雰囲気をそっくりと切り取るのにどのカスタムイメージが適しているだろう?と考えた結果、フラットを選んでみた。
元々が偏りのないフラットにホワイトバランスでやや青みを持たせ、画面奥にカーブした水路と桜の映り込みを入れることで奥行を作り、儚さと華やかさを対比する画面にしている。
焦点距離は200mm。曇り空の早朝でブレないギリギリまで感度を上げ、シャッタースピードを遅らせている。(F2.8 1/100 ISO800)