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鳥を撮りましょう ─ 身近なワイルドライフ

公開日:2021-02-11 ライター:タケル カテゴリ:テーマで撮ってみよう

遠出できないなら近場で鳥を撮ればいいじゃない!

誰が言ったか緊急事態宣言下で遠出しにくい昨今の状況、SNSの私のタイムラインでは野鳥撮影を楽しんでいる様子が増えています。

誰が言いだしたのか、はたまフォトグラファーの本能なのか……手元にある長いレンズ(レンズキットの望遠ズームでも)を持ってとにかく河川敷や湖沼に行くのです。そこには「渡り鳥」がいるから!

意外と近くにいる白鳥

さすがに街の中で白鳥を見るということはないので意外かも知れませんが、関東地方(もちろん他の地方でも)の中でもいくつも河川や湖の飛来地があります。県をまたぐ移動が気になる場合でも居住県内にたぶん1ヶ所ぐらいはあるんじゃないでしょうか。

ということで今回は埼玉県川島町にある白鳥飛来地でコハクチョウを撮影してきました。(圏央道川島ICよりすぐ。シーズン中は臨時駐車場がありますが、日の出後はほぼ満車となります。)

状況を観察してイメージしよう

大型の野鳥であるコハクチョウは動きは比較的ゆっくりでも野生動物。それほどフォーカシングにシビアさはなくとも、あらかじめどんな画になるかイメージしておくと急な動きでも慌てずに済みます。

今回は現地に到着したのは日の出の前。
川は東西方向に流れ、川面には霧が発生していました。下流である東側から昇ってくる朝日によるサイド光~半逆光の条件です。

川霧の中に白鳥のエッジを浮かび上がらせることで、白鳥の力強さとフォルムの美しさをドラマチックに表現できそうです。

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イメージを引き出す方法は様々ですが、一例として私は「どんなところで暮らしているんだろう?」とか「何をつついているんだろう?」と、対象を観察するようにしています。周辺の環境も含めて観察することで構図のヒントになる発見があったり、意外な行動に気がつけたりするというのも野生動物を撮影する面白さだと思います。

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一方で人の生活圏に近い撮影ポイントでは人工物が写り込んでくることもままあります。動物や自然写真では排除される傾向が強い人工物ですが、生活圏に近いからこその風景でもあり、たまにはそんな組み合わせを楽しんでみるのもいいですね。

使用機材

参考までにこの日の機材はPENTAX KPとsmc PENTAX-DA★50-135mmF2.8ED[IF] SDM(35mm版換算76.5-207mm相当)。いまどきの望遠レンズと較べると牧歌的なスピードのAFですが、大型の鳥類は俊敏に動き回る被写体ではないのでこれでOK。

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PENTAX KP + smc PENTAX 67 1:4 200mmにて撮影

ミラーレスでオールドレンズしか持ってないよっていう方ならMFで行ってみましょう。

大砲レンズじゃなくてもいいの?

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広大な湖でもなければ一般的な望遠レンズでも十分

ひとことに野鳥といっても小型から大型までさまざまな種類の鳥がいます。冬場に目にする渡り鳥は中型から大型のものがおおく河川敷や公園の池など場所を選べば、焦点距離が200~300mm程度でも十分に大きく写すことができますので気楽にチャレンジしてみてください。(餌付けをしないなど、野生動物の撮影マナーにはご留意を)

作例写真の紹介

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この記事を書いたライター

タケル

ペンタファンの運営メンバー(編集長)です。作例写真の撮影から記事の執筆、運用を行なっています。山に登ったり燻製を作ったりネコを撫でたりするブログを書きながら(SpaceFlier)急に真顔で写真を語り(Imaging World)ます。