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幽玄 ─ 雅から深く落ち着いた色のユーザーモード作る

公開日:2021-01-23 ライター:タケル カテゴリ:テーマで撮ってみよう

雅をひっくり返してみよう

煌びやかな色彩の雅をひっくり返したらどんな画が出てくるだろう?そんな好奇心からセッティングを探っていったのが今回紹介する雅をベースにしたユーザーモード「幽玄」です。某エ○ルナを意識したとかそういうのではありません。

きっかけになったのは夏の安達太良山での1コマ。

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きっかけになった安達太良山での1枚

雄大で荒涼とした山容をどう描けば表現できるのかと試行錯誤したとき、銀残しでは色が落ちすぎると試したのが彩度を落とした雅でした。雅をベースに彩度を落とすと単純に彩度の低いカスタムイメージ選ぶのとは違い、メリハリを持ったまま落ち着きが出るため深みのあるイメージを作れることに気がつき、その設定を煮詰めていくことにしました。

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あるときは深い森の中(埼玉県秩父市の三峯神社)、静かに鳥居が照らされる鳥居の厳かな雰囲気を……

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またあるときは森の中で見つけた営みをしっとりと実体感を伴って描きだします。

設定値とユーザーモードの設定方法

作例と設定値

ホワイトバランス 5300K
WB微調整 A3(A2~A3 G2~M2)
カスタムイメージ
彩度 -4
色相 -4
キー +1(-3~+2)
コントラスト +3(-2~+3)
ハイライト -2(-4~+1)
シャドー -2(-2~+2)
シャープネス +1(-1~+1)
D-Range補正 シャドーAUTO
ISO AUTO

設定値はベース

ここで紹介する幽玄の設定は彩度と色相の設定が軸になっています。色相を-4にシフトすることで植物の色を力強く、青みの角をとるイメージをしました。一方でそれ以外のパラメータは撮影条件に合わせて調整していく前提になっているので、崩れない範囲での調整範囲を括弧内に併記しています。

ユーザーモードの登録方法

AvモードでカスタムイメージとWB、その他の設定をしたら、MENUボタンからカメラメニューのUSERモード登録(K-1 MarkIIでは5ページ目) > 設定登録 > 任意の番号へ登録。今回はU5へ登録しました。

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あとでU5が何だったのか分からなくなるのでUSERモード登録から名称登録でYUGENなど自分がわかりやすい名称に変えておきましょう。

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これでモードダイヤルを登録したU5に合わせればいつでも幽玄を呼び出せます。趣深く重厚な世界を描いてみませんか。

余談ですが、ブラックミストフィルターとの相性も良いですよ。

作例写真の紹介

幽玄 ─ 雅から深く落ち着いた色のユーザーモード作る
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この記事を書いたライター

タケル

ペンタファンの運営メンバー(編集長)です。作例写真の撮影から記事の執筆、運用を行なっています。山に登ったり燻製を作ったりネコを撫でたりするブログを書きながら(SpaceFlier)急に真顔で写真を語り(Imaging World)ます。