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【随時更新CP+速報】注目の K-3 Mark III オンラインタッチ&トライレポート

公開日:2021-02-25 ライター:ペンタファン編集部 カテゴリ:PENTAXのカメラ・レンズ

事前に案内された動画をチェック

新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となったCP+ 2021がいよいよ始まりました。ペンタファンとしては当然いの一番でチェックするのはPENTAX。数々の新製品が発表されるかと思われますが、それらの中でも注目を集めるのはやはり K-3 Mark III であることは疑いようがありません。

ペンタファン編集部の2人も気になるポイントを探っていこうと初日初回のオンラインタッチ&トライを予約しました。1枠(解説員1人)につき5名20分とのことで、事前に「K-3 Mark IIIのご紹介」と題され公開された動画を見て質問をまとめています。

気になるのはフィーリング

「K-3 Mark IIIのご紹介」動画や、2020年7月から継続的に「新APS-Cフラッグシップモデル最新情報」としてリコーイメージングの公式サイト上で発表されてきた内容以外で、ペンタファンが気になっているポイントはやはりフィーリング

今回はオンラインタッチ&トライとのことで実際の手触りなどは実機のリリースを待たざるを得ませんが、カスタムイメージの操作感、AF操作やタッチパネルのレスポンスなどを中心にチェックしていきたいと思います。

K-3 Mark III はどんなカメラに仕上がっているのか興味は尽きませんが、本レポートは期間中随時更新しながらペンタファンなりの視点でお伝えしていく予定です。

オンラインタッチ&トライレポート

オンラインタッチ&トライは事前にメールで知らされたURLからzoomミーティングに参加する形でしたが、定刻になっても開始されず、1回目の終了時刻である12:20にPENTAX公式のTwitterアカウントより機材トラブルによる遅延と案内がありました。

12:30現在、12:00からの回は12:40から繰り下げて催されるようです。続報がありましたら改めてお知らせします。

13:30追記

2月25日の12:00から予定されていた回は12:40からの2回目と合同で開催されました。オンラインなので実機に触れませんが、リアルタイムで見ながら技術者の方に質問し操作してもらえるのは、百聞は一見にしかず感があって楽しい体験でした。以下、その様子をレポートします。

冒頭数分(振り分けられるzoomミーティングによって差があるようです)は解説員によるデモが行なわれました。前述した事前公開の動画と重複する部分が多く、5分程度にさらっとまとめてもらえると嬉しかったというのが率直な印象でした。ホスト・ゲストともに慣れない部分が大きいイベントですのでこのレポートが参考になれば幸いです。

1枠につき5名というミーティングで、先ほどの通り冒頭で解説が入るので質問に充てられる時間はそれほど多くありません。参加者の傾向によるところが大きいですが基本的に1人1問+αぐらいになるかと思われますので、ペンタファン編集部が参加した際の印象と質疑応答を掲載いたします。(録画不可なので文字のみのレポートとなります)

デモから受けた印象

一番の目玉は既報から受けた印象の通りファインダーのようです。ファインダー内の様子をK-3IIとK-3IIIの実写で見ることができました。明るくクリアで広いというのがデモを見た印象。AFエリアもかなり広くカバーしていました。

カメラのフィーリングについては他にもシャッターのキレやレスポンスの良さがプッシュされていました。シャッターボタンにはK-1IIなどと同様のリーフスプリングを使用しているためシャッターブレが抑えやすく連写時の感触も良いそうです。

メニューのUIが大幅に変更されていました。従来の上にカテゴリータブがある配置から、左側にカテゴリータブが移動し、十字キーの左右で階層の移動、上下で項目の移動と動線が整理されています。

高感度画質には自信があり、ISO12800は色浮きもなく十分に綺麗、ISO25600まで実用できるとのこと。(これについては作例が待たれます)

新設されたAFセレクトレバーはあくまで測距点の変更のみを役割としている。メニュー選択などには使えず、メニュー操作中にAFセレクトレバーを動かすと撮影モードに戻ってしまう。(ここはただの無効でいいような気がしますが)

ポストビューでの拡大はフォーカスポイントを中心に拡大できるようになった。

質問と回答

カスタムイメージ・カメラ内RAW現像の操作について

質問:シャープネスやフリンジ補正の効果をカメラ内現像中に拡大して確認することはできるか?
回答:パラメーター調整後、ISOボタンを押してから拡大縮小することが可能。

スマートファンクションダイヤルのトルク(硬さ)について

質問:ファインダーを覗きながら前後のダイヤルと同じような感覚で回すことができるか?
回答:カメラを構えた状態でスルスルと回るほどではない。しっかりしたクリック感がある。

ライブビューでの動作について

質問:ライブビューで拡大したまま連写は可能か?
回答:できない。シャッターを切ると通常の倍率に戻る。

スマートフォン連携について

質問:スマートフォンでのライブビューは可能?ドライブモードも変更できる?
回答:ライブビューは可能。ドライブモード変更も対応している仕様になっている。

この記事を書いたライター

ペンタファン編集部

PENTAXの一眼カメラ、手に握ってファインダーを覗けばやっぱり楽しい。一緒に沢に落っこちたり、泥にまみれてくれるそんなカメラが楽しくないわけない。そんな楽しさ・面白さをシェアしたい、そんな場所がペンタファンです